下地和彦です。
アーカイブ化をしていくにあたって、「妹スク」から改めてデータを見なおしていると、
ハードディスクの隅っこに、謎のデータが。

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こ……これは……!





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「妹スク」の遥か前…
VA傘下ブランドとして所属する前に、サンプルとして提出していた企画の絵ではないか!!

簡単に説明しますと、VAにとりあえずお話を持っていく際に、当たり前ですが
「自分たちはエロゲーをちゃんと作れるよ!」というのをアピールしないと、と思い
製作した仮の企画があったんです。


で、通ればそのままゲーム化も…とも思ってたわけですが、
そんな甘い考え、うまくいくわけなくw
全リセットして、「スク水少女」をメインにしたゲームに切り替えていったのです。

絵と一緒に、当時書いた企画書も見つかったので読んでいたら、
少しですが「妹スク」にも流用したり、ゲーム製作の方針がにおう設定が見つかりました。
主人公やヒロインの名前とか一部システムとか、
特殊システムをどうにか自然にアドベンチャーゲームに組み込もうとしてたりとか。




正直全然覚えてないんですけどねw



なんというか、今見ると「無茶やなー」っていう部分があるのが
ちょっと面白かった
ので、企画書の一部を載せてみます。


ゲームタイトルは、この記事のタイトルである、

 もえつみ! ~萌えを積み上げろっ!~

です。今思うとメタメタですなぁ…。



▼以下、企画書の一部。
 「妹スク」と共通部分がある(と思われる)場所は灰色背景色にしておきます。

 なお画像は当時のものマジでそのまんまです
 スタッフは結成当時メンバー。(原画は池田先生、着色はテラカッパ氏とみらくるみきぽん)

 当たり前ですがこのころは「はむはむソフト」というブランド名も無かったですw

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■内容説明

ドラバタラブコメディ系。
女子校生達と「ほのぼの日常生活」「腕輪のパワーで不思議なH」「和姦」がテーマです。
エッチシーンは、ゲーム内で出てくる「モエモエの腕輪」の効果によって、
主人公が分身してH、主人公が風呂のお湯と同化して入り込んでくるなど、
特徴的なシチュエーションのシーンが用意されています。

例)下から突き上げている俺……、
  しかし彼女の口も犯したい! → 「俺が2人になれば良い」腕輪の力で主人公分身
 
例)幼馴染の誕生日のお祝い……、
  なんかエロイことしたい → 2人で飲んでいたジュースが酒化、ヒロインとベロベロH


陵辱的な描写はありません。

学校ということでスク水、ブルマ、レオタードなど様々なコスプレで、それらを着たHシーンも多数あります。
女子校生はみんな処女なものの、
回数を重ねることによってどんどんHに身体に開発されていき、おねだりするようにもなります。

行動範囲は、学校から家まで。

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■あらすじ

恋とか愛とかサッパリ判らず、女の子の身体のことばかり考えてしまう主人公、相沢拓斗
「萌え~! とかそんなのだけで、彼女が出来たらいいのになあ~」
そんなことをふと思ったときに、部屋の窓に空からの流星が直撃!
「その願い、叶えられん」 煙と共に現れた、萌えの神様、萌神さま。
神から授かった「モエモエの腕輪」を使えば、自分が「萌え!」と思った人間と付き合えるという。
拓斗は腕輪のパワーを使って、無事彼女を作ることができるか!?

 
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■キャッチフレーズ
 
▼説明用
 
驚きワクワク学園生活……。彼女のふとした仕草に、心がもう耐えられない!
そんなアナタにも……、はい、「モエモエの腕輪」!
不思議な神様パワーのお陰で、アレも心もお世話します!
 
キミも「萌え」を、積み上げろっ!
 
▼販売用
 
攻略キャラクターを決定するのはあなた!
ボタン一発「萌え積み」システムで、あなたの萌えキャラに投票せよ!
 
「萌え積みシステム」とは?
キャラクターの絵が表示されている間にボタンを押すことでそのキャラに“投票”され、
投票数によって進行ルートが決定します。いつでもボタン一つで「萌え積み」可能です。
(某「へぇ~ボタン」のようなものとお考えください)


■キャラクター数

▼登場人物

>[主人公] 相沢 拓斗(あいざわ たくと) 私立新巻学園2年生 167cm/58kg

彼女が欲しいと思っているが、女性の身体のことだけを考えるあまり、恋をしたことが無い主人公。
いつもHなシチュエーションのことばかり考えているが、それを表にはあまり出さない。
女性の身体に関することには、計り知れないパワーを発揮することがある。
HシーンではSッ気たっぷりで女の子に迫る。料理とかそういった家庭的なことが結構得意。

※「モエモエの腕輪」の効力
「幻影の技」──相手に幻影を見せて惑わせる。
「変化の技」──ジュースを酒に変えるなど、物質を別のものに変化させる。自分自身も変化できる。
「分身の技」──所有者を一時的に複数人に増やせる。感覚も全て共有する。

ただしすべて「女性」にのみ効果があり、その他のことに使おうとしても効果がない。


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>萌神さま(仮) ボクッ娘

「萌え」を司る、主人公が住む地域にて祀られている神様。かなり偉そうな喋り方をする。
ふとした主人公の厚意に恩を感じ、願いを聞き届けるために主人公宅に居候する。
周りには「従兄弟の子供を預かっている」ということになっている。

「そこで! キミに良いモノをやろう。ボクの力を封じ込めた腕輪だ。大事に使えよ」
「ま、まさか──、ボクに萌えてるわけじゃないだろうな!」


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>幼なじみ子(仮名前:すくる) 私立新巻学園1年生 156cm/43kg 86/56/84

主人公の隣の家の幼馴染。昔はよく一緒に遊んでいたが今は疎遠気味。
主人公のことを気にはしているのだが自分からは何も言えない性格なので最近は会話もあまりない。
基本的にお願いされると断りきれない、純情な尽くし系タイプ。

「あ……、拓ちゃん、ひさしぶりだね。今日は家出るの早いんだね」
「え? 拓ちゃん……、急にどうしたの? そんなこと今まで言ったこと無かったのに」
 
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>める子(仮) 女 150cm/38kg 77/51/79

幼なじみ子の友達でクラスメート。極度の恥ずかしがり屋で、携帯メールでしか感情を表せない。
そのメールの内容は、本人の姿からは想像できないほどテンションが高い。
本人自身は殆ど喋らず、携帯を無くすと混乱する。メールをするときの口癖は「めるめる」。

(メール)『はーい♪ アタシめる子! よろしくネッ☆ \(^0^)/』
(本人)「めるめる……」「……ふっ」「……ふぅ」「ん……」「あ、あう……」
 
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■システム

▼萌え積みシステム

「へぇ~ボタン」の感覚で、そのキャラクターの絵が表示されているときであれば
いつでもどこでもフラグ──他のゲームで言う好感度的なものを変化させられるシステム。

ユーザーが環境に合わせられるよう、
システムメニューで、マウス右クリックやキーボードのキーに割り当てられるようにする。
(以下、これらのキーを押すことを「萌えボタンを押す」、フラグを「萌えカウント」と表現する)

萌えカウントが一定の値になると、Hシーンが追加される。

萌えボタンを押すことで萌えカウントが上下されるため、選択肢は最低限数となり、
選択肢の表示によってシナリオを読むテンポを乱すようなことはない。
ただし、それだとどこで分岐が行われているか判り難いので、
分岐点にきたときに画面上に警告を出す。(ミニキャラを踊らせるなど)

プロローグにチュートリアル的なものを作る。

極端な話、ゲーム開始直後にボタンを連打して萌えカウントをMAXにすることも可能である。
ただしそれだと見られないシーンがあるなど、攻略要素を付加する。


▼萌え積み最終評価システム

キャラごとの萌えカウントとは別に、シチュエーション別の萌えカウントも数えておく。
エンディング後、カウント数によって最終評価が出る。
例えばスク水CGのときのカウントが一番多ければ、ED後に「あなたはスク水が好みのようです」など。
そのカウント数によって、おまけシナリオ等できれば、と考えている。


▼分岐表システム

ゲームの進行状況が一目でわかる攻略マップのようなもの。
一つのイベントが終わるたびに1マス右へ進行する。
これをゲーム中いつでも見られるようにすることで、効率的なイベント回収が可能。

デバッグ時にルートを簡単に把握できたり、攻略記事が書きやすくなるなど、
対ユーザー以外の部分でもメリットがある。


▼射精部分選択システム

例えば正常位であれば膣内出し/膣外出しを選択できるなど、
射精部分を色々選択できるようにする。


▼回想用事前選択システム

回想シーン中に上記の射精部分の選択肢があると邪魔なので、
シーン突入時にあらかじめ射精部位を決められるようにする

……等、ユーザーにとって「あったら嬉しい」ものを常に導入していく。
(「オートモード」「回想モード」「バックログ」などは、最初から「必要」なものとして考えています)